2018年4月15日日曜日

小さなお祭り


今日は集落のお祭りでした。


現在私たちが住んでいるのは人口100人にも満たない小さな小さな木曽の集落。

年に一度、桜の時期に集落総出の一大行事、「観音様祭礼」。
昔は養蚕が盛んだった木曽地域。養蚕祈願と五穀豊穣を願い、集落上部に祀られている
馬頭観音様のお堂にて、念仏奉納と繭玉投げが行われます。



準備は前日から。
公民館に皆で集まって繭玉作り。
皆で持ち寄ったお米で作った米粉を練って作ります。
投げる分と配る分と、とにかくたくさん。




当日は天気が心配されましたが、午後からは雨もやみました。
桜も頑張ってくれました。





繭玉投げ。
みんな頑張ってたくさん拾います。




敬老会の宴にも参加させていただきました。
皆様本当にお元気。
木曽の祝い唄「高い山」を披露してくださいました。




また椿井木工舎では、今回のお祭りに来ていただいた方へのプレゼントとして、天然の木曽ヒノキで作ったカッティングボードとしおりを製作し、提供させていただきました。
こちらは観音様限定です。

じゃんけん大会で勝った方々にお持ち帰りいただきました。












いよいよ今週末、4/21,22(土日)は群馬の森クラフトフェアです。

椿井木工舎としては初めてのクラフトフェア出展となります。










残り一週間、ラストスパート。


高崎市 群馬の森公園でお待ちしております。




2018年4月1日日曜日

徳島へ


「椿井木工舎 二宮大輔展」
徳島市"14g"

椿井木工舎、初めての個展。
アアルトスプーンを納品させていただいている徳島市のカフェ14g様のお声がけいただき、
この度実現しました。


木曽から徳島までは車で約6時間。久々の長旅です。



大鳴門橋を渡り、四国上陸。





今回の個展開催にあたり、すごく迷ったことがあります。
個展のタイトルを、屋号名でいくか、個人名でいくかといいうことです。

自分自身としては、作家という意識はまったくなく、職人兼個人事業主、あくまでメインは商人でないといけないと思っています。
手仕事のみの仕事にはこだわらず、効率的に生産するためには機械での加工も積極的に取り入れます。むしろ機械で効率的かつ安全に加工できる技術を高めることが、木工で生きていくための重要な要素と考えています。
そうすることによって価格も可能な限り抑え、より多くの方々に普段使いで気軽に使っていただきたい、そんな想いで製作しています。
作っているものは「作品」ではなく「製品」です。
どうでもいいかもしれないけど、大事なこだわりです。


そんなこんなで、いろいろと迷い、
「屋号」と「個人名」、両方をタイトルとしました。



14gでの展示の様子。
限定樹種のアアルトスプーンもご用意しました。









春休み企画、子供向けワークショップ。
子供達のパワーに圧倒されます。





たくさんの笑顔。
みんなありがとう!





翌日は徳島の街を散策。

眉山山頂から眺める徳島市街と吉野川。



大判焼き、美味しかったです。



徳島市街から望む眉山。






徳島市、コンパクトな街の中に小さな素敵がたくさん詰まった魅力溢れる街でした。



今回初めての個展を開催させていただくにあたり、「アアルトコーヒー」「14g」の庄野様ご夫妻、14gスタッフの方々には本当にお世話になりました。
はじめてのことばかりで段取りが悪くたくさんご迷惑をお掛けしましたが、暖かくサポートしていただき本当に感謝です。無事に在店、ワークショップともに終える事ができました。

そして14gにお越しいただいた皆様、ワークショップに参加していただいた皆様、たくさんのパワーをくれた子供達、徳島でお会いした全ての皆様、本当にありがとうございました。
徳島、必ずまた来ます!




※個展の会期が4/5(木)まで延長となりました。これからお越しいただく皆様、よろしくお願いいたします。





2018年3月15日木曜日

松本へ納品に


松本へ納品へ行ってきました。


木曽の山々に囲まれて暮らす私たちにとって、松本への納品はたまに街を満喫する密かな楽しみなのです。


現在、松本市のお取扱いショップ様は"Chez Momo"様と"TOCA by lifart..."様。


まずは女鳥羽川沿いにお店を構えるコンフィチュール専門店"Chez Momo"さんへ。




こちらでは、"Chez Momo"さんの瓶に合わせて作ったジャムスプーン"Momoスプーン"を置かせていただいています。


店主の蒔田さんに商品名を"Momoスプーン"と名付けたことを話すと、「ダサくないすか?笑」と言われてしまいましたが、いいんです。ダサくて。笑


こだわりの詰まったジャムとスプーンにダサいけどわかりやすい名前。

名前は大事です。




今回は、メイヤーレモンのマーマレードとレモンとウィスキーのジャムをお買い上げ。



そういえば、先日出店したイベントで、ジャムスプーンをお買い上げ、お使いいただいた客様とお話しさせていただく機会がありました。
その時に印象に残っていたお話が、「ジャムスプーンでヨーグルトを食べたんですけど、口当たりがすごく滑らかでびっくりしました!ジャムスプーンだけで使うのはもったいない。」というお話。

大変嬉しく聞かせていただきました。
自分としては、ジャムスプーン以外の用途はあまり考えずに製作したのですが、確かに、すくう部分の先端部は可能な限り薄くして、さらに入念な研磨仕上げを施していますので、食べやすく、口当たりや舌触りは滑らかなはずです。


うちへ帰って早速実践。



市販のヨーグルトが高級スイーツに早変わりです。
これはもちろん蒔田さんの作る絶品ジャムがあっての話ですが、確かに舌触り滑らかでするっと食べやすいです。アイスクリーム等を食べる際にもいいと思います。

今回、14本のスプーンをChez Momo様へ納品させていただきました。
よろしくお願い致します。





次は"TOCA by lifart..." 様へ。


松本の古い雰囲気を残す縄手通り商店街の端っこにある小さな雑貨店。







店主の西牧さんはご自身がキャンドル作家でもあり、"lifart..."名義で自身が製作したキャンドルとともに、西牧さんセレクトのポップで楽しい雑貨や作家の作品を取扱いされてます。



西牧さんの製作されているキャンドルです。

椿井木工舎のある木曽郡上松町のヒノキ精油の会社とともに、ヒノキ精油を使用したキャンドルを作られたりと、木曽との繋がりも深い方です。

右は毎月月替わりで香りを変えて製作されている、TOCA限定"MONTHLY LIMITED"。

ご自身でショップを経営しながら、キャンドル作家として製作活動もされている西牧さん。お会いするたびに本当に刺激をいただいております。



今回、コーヒーメジャー"Wagatail"と"Wagtail longtail ver."、"カッティングボード"
を"TOCA by lifart..." 様へ納品させていただきました。
よろしくお願い致します。




帰り際、西牧さんからプレゼントをいただきました。

なんと、「ZWEI」のキーホルダー。
こんな雑貨を扱う、センスが好きです。

大切に使わせていただきます。




松本市で椿井木工舎の商品を取扱いいただいている、こちらの2つのショップ様、どちらも自分と年齢の近い方が、個人で経営されているいわゆる「小商い」。

こんなお店が松本にはたくさんあり、今もさらに増え続けています。
そしてその店主の皆さんが連携し、自身や他の店、街を盛り上げるためのイベントを開催されていて、訪れるたびに本当に刺激をうける街です。

これからも納品は自身で伺い、松本の街の小商いの皆さんのパワーを少しでも分けていただればと思っています。



以上、椿井木工舎の松本案内でした。笑








今週3月18日(日)は3回目の"サンデービルヂングマーケット"に出店させていただきます。

今回はコーヒーメジャー"Wagtail"と"Wagtail longtail ver."、"Momoスプーン"ともに、
充分な数をご用意しております。








岐阜市柳ヶ瀬商店街でお待ちしております。




2018年2月16日金曜日

アアルトスプーン


徳島市にある自家焙煎珈琲豆の専門店、"アアルトコーヒー"(aalto coffee and the rooster)

その姉妹店である、"14g"(ワンフォージー)



今回様々なご縁が繋がり、14gオリジナルコーヒーメジャースプーン、「アアルトスプーン」が生まれました。






きっかけは、「コーヒーの絵本」(mille books刊)



アアルトコーヒーの焙煎人、庄野雄治さんの著書。
コーヒーの知識や自宅でのコーヒーのいれ方が、イラストレーターの平澤まりこさんのほのぼのとした絵とともに、わかりやすく紹介されいます。

そしてこの本の中では、ペーパードリップでいれるコーヒー一杯180mlあたりの豆の量の目安が「14g」として解説されています。


私もこの絵本、以前から愛読させていただいていたのですが、こちらもご縁があり、この本を発刊されたブックレーベルのmille books様から、「14gがぴったり量れるコーヒーメジャーを作ったら?」とのアイディアをいただいたことからです。


そこから、14gコーヒーメジャーの開発が始まりました。


早速、試作品を製作してアアルトコーヒー様へ送りました。

その後は、姉妹店のカフェ"14g"を担当されている庄野様の奥様とのやりとりを中心に、柄の長くしたり、アアルトブレンドでぴったり14g量れるように容量を調整したりの、14gオリジナル"アアルトスプーン"としての仕様を決めていきました。




製図をして、



試作1個目





懸念していたことですが、やはり柄の部分の比重が大きくなり、自立しません。
これでは置いたときの美しさが損なわれてしまいます。

使い易さととともに見た目も重要。




いろいろ考えた末、柄の両サイドを0.7mm程度づつ細くしました。
折れるリスクも増えますが、そこは使い手の方々に委ねるしかありません。




そして安定度を増すため、すくう部分の厚みを28mmへ変更。
通常10g版は25mmですので、かなり厚い材から木取りしなければならず、さらに柄が長いので、歩留まりも悪くなりますが、この意匠を成立させるにはすべて必要なことです。





ルーターでひたすら穴掘り



木地完成。
ブラックチェリーとブラックウォールナット。



オイルフィニッシュ






14gオリジナルコーヒーメジャースプーン「アアルトスプーン」が完成しました。





アアルトブレンドで、ぴったり「14g」



様々なご縁に感謝です。



「アアルトスプーン」、14g様の店舗でお買い上げいただけますが、現在初回納品分は完売してしまいました。
お手に取っていただいた皆様、ありがとうございます。
引き続き製作、納品をさせていただく予定ですので、よろしくお願い致します。





また通常の10gバージョンの商品名を「Wagtail」(ワグテイル)と名付けました。
鳥の「セキレイ」の意味です。


検索してみてください。何となく、似てませんか?

2018年1月23日火曜日

サンビルに行ってきました。

事後報告になりますが、1月21日(日)、岐阜市柳ヶ瀬商店街で行われたイベント、
サンデービルヂングマーケットに出店してきました。


椿井木工舎としては3回目のイベント出店。
これまで2回は知り合いから声がかかり出店させていただいたイベントなので、
自分で申し込んでの出店は今回が初めてとなります。


過去二回で、少ないながらも得た経験を踏まえて準備を行いました。



まずは什器と看板を改善。

前2回は、陳列棚に無垢板を使っていましたが、やはり同じ木なので製品と同系色になり、
製品が映えませんでした。また無垢板は重く持ち運びも大変でした。
今回、新たに合板で陳列棚を製作し、艶消し白塗装しました。

構成部分は無垢材を使用しています。
陳列什器はカバ、看板はウォールナット、端材とはいえ贅沢な什器です。




陳列するとこんな感じ。




やはり、白は木の色との対比で、商品が映えます。
あたりまえだから、皆そうしてるのでしょうが…




ジャムスプーンには、ラッピングも施してみました。
袋はOPPフィルムをシーラーで溶着、ラベルも手作りです。
ChezMomoさんの瓶も添えて。


そして迎えた本番当日。
岐阜市は木曽から下道で約3時間、結構遠いです…


イベントはとても盛況でたくさんの方々が椿井木工舎のブースにも立ち寄ってくださり、
お話させていただきました。


「インスタを見てきました」という方もいらっしゃって、とても励みになりました。

名古屋の懐かしい知り合いと偶然再会したりと、楽しいこともありました。

また他の出店者様ともたくさんお話でき、良い経験となりました。



お話いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました!



イベントに出店するといつもドタバタで出店中の写真は上の1枚だけ…
毎回反省するのですがいつも改善しません。





今回の収穫、
準備、撤収の段取りが飛躍的に改善しました。

商店街で行われるイベントのため、すぐ近くに停められないこともあって、これまでの経験で必要でなかった荷物を省き、極力コンパクトに収まるようにしました。

什器もノックダウン(組み立て)式にしたため、移動のストレスもかなり軽減されました。

1時間くらいかかっていた準備も撤収も、30分くらいでできました。

ひとつひとつ、ゆっくりですが、いろんなことが着実にレベルアップしてると感じています。















さあ、オーダーいただいたジャムスプーン、これから納品です。


2018年1月18日木曜日

ジャムスプーン



ジャムスプーンをたくさん作っています。





始まりは昨年の11月、「冬のトビラ」という朝日村で行われたイベントに出店させていただいた際の、松本市のコンフィチュール専門店、Chez Momo(シェモモ)さんとの出会いです。

Chez Momo ホームページ↓
http://chezmomo.jp


Chez Momoさん、自分たちは以前から大好きなお店でして、松本へ出かけた時はいつも美味しいジャムやスコーンを購入させていただいておりました。
そんなモモさんと一緒に出店する!ということで、勝手ながらも、モモさんで使われているジャムの瓶にぴったり合う形状で、ジャムスプーンを製作していきました。


初めてお話したChez Momo店主の蒔田さんは、独特の雰囲気を醸し出しながら、ジャムに対する妥協の無いこだわりを心の奥に持つ、まさしく「ジャム職人」でした。
地元の方々からは親しみを込めて「ジャムおじさん」と呼ばれているようです。
私がモモさんの瓶に合わせたジャムスプーンを製作したことをお話すると、快くまずは試用していただけることになりました。

その後あらためてお店に伺い、いくつかの過程を経て、Chez Momoさんの店舗にて椿井木工舎のジャムスプーンをお取り扱いいただく運びとなりました。




スプーンの先端部分は、モモさんで使われている小さな丸い瓶に、ぴったり合う形状にしています。







まずは、サクラとナラで作ったものを納品させていただきました。

ジャム職人蒔田さんのこだわりの絶品ジャム、椿井木工舎のジャムスプーンですくって塗っていただけること、たいへん光栄です。







チェリー、ウォールナット、カエデ、カバ。

イベント用にいろんな樹種で作ってます。


小さなお祭り

今日は集落のお祭りでした。 現在私たちが住んでいるのは人口100人にも満たない小さな小さな木曽の集落。 年に一度、桜の時期に集落総出の一大行事、「観音様祭礼」。 昔は養蚕が盛んだった木曽地域。養蚕祈願と五穀豊穣を願い、集落上部に祀られている 馬頭観音様のお堂にて、...